Graffiti, or What's New?


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2002.10.30

■またまた地味にランクアップ!=和書&総合で第4位

他のショップもあるので、これ以上大騒したくないと
思っていたAmazon.co.jpだが
続々と情報が届いている。

googlewhack-japan敦仔さんからのAmazon情報。

「実店舗での購入をあきらめて(^^;)
Amazon.co.jpのアカウントを作ったのですが…
初めてAmazon.co.jpのアカウントを作る人が
アンケートに回答すると、
\300分のサービスギフトがもらえるのですねv(^^)v
\1500以上の買い物は送料無料ですし、
電車代かけて探す事を考えますと…
その電車代分位がさらに割引になっちゃうとは
超グレイトと申せましょう。
以上、アマゾン未経験の方向けの情報でした☆

#機長さんご指摘の検索Tipsを使わずとも、
#現状「トップセラー」で見つけられるるってのは
気持ちいいですネ!」


パルマガBBSLess \300@Amazon.co.jp」より)

あ、そんなことがあったんだ〜?!
「送料無料」まで含めて確かにお得かも!

う〜ん、気持ちとしては
他のショップにも頑張ってもらいたいのだが…

続いてはBBS常連の一人、n-yoshiさんからの
またまたAmazon情報。

「業務中にふと覗いたら、「4位」までいってますね。
(2002/10/30 15:05 現在)」


パルマガBBSamazon」より)

ほんとだ〜!
「総合」は第5位のままだけど、
「和書」で
第4位に!
「クリティカル・チェーン」を抜いて、
残るは三冊のみ!
でも、強敵ばかり。

追伸:午後4時台にはついに
「和書」だけでなく
「総合」でも
第4位にランクアップした!)


【最新ランキング(和書)】

   

1位    2位    3位    4位

〜まさか、ハリポタやFFと戦うとは…強すぎるって!〜

出来れば、
今増えている購入が、
このSPFやパルマガから流れてきた人間だけじゃなく、
Amazon.co.jpのランキングを見て
「面白そうじゃん?」とか
思ってくれた人が数%でも含まれていることを願う。

…とか、

またまたAmazon宣伝になってしまった。
でも、今Amazonは「シンプリー・パーム」の在庫が尽きてて
配送が「24時間以内」じゃなく
「通常2〜3日以内」になっている!
そういう意味ではAmazon以外のショップにとって
チャンスなのだが…

そういうAmazonよりも速いショップがあったら
お知らせを!宣伝するよ〜!
また、オンラインショップだけじゃなく、
見つける機会が異様に少ないと言われる
実店舗にも頑張ってもらいたいところだ。


■ひそかにランクアップ!=和書&総合で第5位

この本はAmazon.co.jpだけでなく
全国の書店やオンラインショップでも売れて欲しいので、
よっぽどのことがないかぎり、
もう大騒ぎはしまいと思っていたのだが、
さきほど確認したら、
またまたランキングが上昇していた。
「和書」部門は昨日深夜と同様の第5位なのだが、
昨日深夜には第6位だった「総合」部門での順位も
ついに
第5位にランクアップしていた。
地味なランクアップではあるが凄いことだ。

さて、私は「出版」方面には疎いため、
Amazon.co.jpのランキングは
その日限りのものだと思っていたのが、
今日になってもあまり落ちていないということは
どういうことなんだろう?
今日も昨日同様に売れているのか?
それとも累積データをもとにしているのか?
このあたりのことは
さっぱりわからない。
誰か詳しい人がいたら教えて!

あ、そうそう!
昨日の夕方頃(つまり在庫が大量にあった時間帯)までに
ここで購入した人には、
すでに現物が宅配便で到着しているという
情報も入ってきている。
なかなか素早いショップらしい。
ただし、現在は在庫が落ちているのか、
「通常2〜3日以内に発送」になっている。
このショップは突然在庫が増えたりもするので、
とにかく目が離せないショップであることは
間違いないらしい。


■これだけ無い本も珍しい

低空飛行さんから届いた東京渋谷方面の在庫状況。

「ようやく買えました。
渋谷の大盛堂書店に1冊だけありました!
渋谷は、ブックファーストで聞いたら
「売り切れ(在庫切れ)」。
パルコブックセンターで聞いたら、
「棚に置いてなければ無いです」と冷たい答え。
・・・これだけ無い本も珍しいです。」


(パルマガBBS「あった!!」より)


そう、とても情けないことだが、
皆さんのご協力の賜物で
日本のPalmOS世界ではかなり認知度も高まった
この本だが、世間的な認知度で言うと、
まだまだ惨憺たる状態だったりするのだ。
そんなこの本の客観的な情報をご理解いただけると、
昨日のAmazon.co.jp騒動の意味もわかってもらえると思う。
同じ「パーム」本でも
ハウツーモノやソフトウェア解説系などの「実用書」は
これまでの高い実績もあるが、
それ以外のものとなるとかなり厳しいのだ。
実際、類似分野と言えるMacintoshの世界でも
実用書は非常にたくさん売れるのだが、
その歴史本的なモノがたくさん売れたなんてことは
まずなかったりするらしい。
そーゆー意味でも、この本には是非とも売れてもらいたいと
思っている。


■e-honにて

この本をe-honで購入したというnさんから届いた情報。

「三日後に書店に届いたみたいです。

注文日時:2002年10月27日 14:02
書店到着日:2002年10月30日
書 名:シンプリー・パーム 理想のPDAを目指し

今日、引き取りに行ってきます。」


(パルマガBBS「『シンプリー・パーム』注文@e-hon」より)


確かに、調べてみるとe-honさんでは
この本、「お取り寄せ扱い」
(通常3日〜3週間で発送します )になっている。
昨日は行きがかり上、
何度もAmazon.co.jpの名前を連呼させてもらったが
他のショップでも買ってね〜!


■巨匠?より

いつもありがとうございます!

「Amazon.co.jp 今売れている本 トップ100」で,
「シンプリー・パーム―理想のPDAを目指して 」
6位(1:59 AM現在)。
いやもう,ぜひ読んで欲しい本だと思います。
(別にインセンティブもらってるわけじゃないよ(笑))」


Palmfan「ひとりごと」2002.10.30)

「シンプリー・パーム」がamazonで5位ですか。
一時的なこととはいえ、本当にすごいことですね。
なにはともあれ、おめでとうございます
&お疲れ様です>機長さん&佐藤さん」


CLIE User Club!「SPAのつぶやき」2002.10.30)

お二人のお言葉には
いつも勇気づけられるし、
百本のバナー広告よりも強い、かも。


■東京より

木彫り熊さんからの情報。

「SBパブリッシング様の城下町・赤坂TBS周辺で、
お昼休みの度に書店を3つ程回りましたが、
どこも無し・・・うーむ、まずいっすよ(^^;>佐藤さん
ビックカメラは、渋谷の2店も有楽町もなかったですね。
アマゾンは売り切れてるし、このまま縁無しかなぁ(-_-」


(パルマガBBS「お膝元の赤坂周辺は・・・」より)


あはは、いわゆる灯台下暗しという奴。
でも、そもそもこの本ってば、
昨日のAmazon.co.jpの印象で
ずいぶん派手な印象があるけど、
世間的には
吹けば飛ぶような「泡沫」書籍だったりする。

この件については
編集者の佐藤さんから直接の返事が
パルマガBBSに!

「木彫り熊さまに呼ばれて出てきました担当編集です。
みなさまのご連絡を
うるうるしながら読んでおります。
ありがとうございます。
赤坂ではベルビーの旭屋さんにしか
今のところないと思います。
文教堂さんにも少しは入っていたはずですが、
イグレクさんとか小さくてもいい本屋さん
まではいきわたっていないんです。」


(パルマガBBS「赤坂でやさしい書店さんは」より)



■大阪より

Licaさんからの情報。

「Lica@元・大阪マグマパームです。

本日、シンプリー・パームを、
紀伊国屋書店梅田本店にて購入しました。
ここにはコンピューターのコーナーで
Palmの書籍が固まっている棚があります。
きっとここにあるだろうと見ましたが、
さっぱり見つかりません。
そこで、カウンターの店員さんに
「シンプリー・パームってありますか?」と尋ねると、
「あ!シンプリー・パームですねっ!」と
女性の方が走っていき、ほどなくして
走って戻ってきました(爆笑)。
手には分厚い「シンプリー・パーム」が!
「どこに置いてあったんですか?」と尋ねたら
「”情報科学”のコーナーに読み物として
置いてあります」とのこと。清算後に探したら、
ちょっと離れたところに”情報科学・Mac”の棚があり、
そこに平積み・・・なのですが、
1冊しか残っていなくて、他の書籍の山で
隠れてしまってました(苦笑)。
#というわけで、大阪の皆様、
探すときはコーナーが若干違いますので、
気をつけてくださいね〜!

実はその前に、旭屋書店の梅田店に行きましたが、
ここでは「お取り寄せ」扱いでした。

それにしても、紀伊国屋のおねーさん、
叫んで走っていったということは、
これまで何人にも尋ねられたんでしょうねぇ(笑)
よかよか(^_^)

これからじっくりと読ませていただきます〜!>機長様」


(パルマガBBS「紀伊国屋書店梅田本店にシンプリー・パーム」より)

確かに「シンプリー・パーム」の置き場所は難しい。
だから探し方も難しい。
皆さん、気をつけて探してもらいたい。
そして、叫びながら走ってくれたおねーさんに感謝!

続いてはmatsuiさんからの情報。

「大阪ナンバのbic-p-kanでは見つからなかったので、
笑いの殿堂のナンバグランド花月(NGK)の向いにある
ジュンク堂に行ってきました
2冊有ったので1冊買って来ました。
会社のそばの丸善に入らないか毎日チェック中です。」


(パルマガBBS「在庫情報@大阪ナンバ」より)


笑いの殿堂の近くでは売っているらしい。
(笑)


■お礼

昨日の、おもにオフライン状態の間、
パルマガBBSに貴重な書込みをくれた
皆さんに感謝!

まんまさん、eyeさん、Attunさん、BeeTreeさん


■偶然が生んだささやかなクーデター、
あるいは花火


昨日の夜、しばらくオフライン状態だった間に、
「シンプリー・パーム」のAmazon.co.jpにおける
ランキング順位はまたまた上がって、
おまけにそれらをパルマガライターの皆さんが
次々と紹介してくれていて、本当に感謝だ。
さきほど確認すると、
全書籍で
6位、和書で5位
という信じられない数字に至っていた!
その、予想を超えた、あまりの異常事態に驚きつつも、
本当にありがたいことだ、と感謝している。




 
 Clickすると拡大画像が見られる!

 そんな昨日最後の「和書部門」ベスト5は以下の通りだった。

1)ハリー・ポッターと炎のゴブレット
上下巻2冊セット (静山社)

2)ファイナルファンタジーXI
ヴァナ・ディール ワールドリポート
version021002 for windows(R)対応版
(デジキューブ)

3)最速で開発し最短で納める
プロジェクト・マネジメント
―TOCの管理手法“クリティカル・チェーン”
(中経出版)

4)日本の論点2003(文藝春秋)


5)シンプリー・パームー理想のPDAを目指して
(ソフトバンクパブリッシング)


こんなところに並ばせていただいた。
本当に感謝だ!前にも書いたように、
この数字はこれから永遠に続くとは
とうてい思えない所詮アダバナなのかもしれない。
2〜3日もしないうちに落ちつく数字だと思っている。
でも、この順位のおかげで、
少なくとも「泡沫書籍」のひとつに過ぎなかったこの本に、
淡いながらも微かな光が当たったことだけは確かで、
実は宣伝費すらほとんどないこの本のために
最高の門出を祝ってあげることが出来た。
この順位を「組織票みたいなもんでしょ?」と思う人もいれば、
「なんだ、この本?パームなんてよくわからないけど、
もしかして面白いのかな?」と思う人もいる。
一般の人、出版関係者、書店関係者、
いろんな人がそれぞれ、
少なくとも今日のこの小さなクーデターがなければ
気づかなかったこの本に、
わずかでも触れるチャンスが出てくれればそれでイイ。
そして、前にも書いたように、
無駄な本を買う必要などない。
欲しい人だけが買ってくれればいい。
それ以上の出費までして行うクーデターじゃない。
そういう意味ではこれは、
クーデターというよりも季節外れの花火なのだ、たぶん。

 
SPFの編集後記にもあるように、
この本はとても難産の末に生まれた。
「今さらパーム」で「しかも実用書じゃない?」
「ほとんど字ばっかりで2400円?!」
「そんなもの日本で売れるわけがない!」
という非常に厳しいが現実的な空気の中で、
「どうしてもこの本を出版したい!」
という熱病に浮かされた編集者の想いからスタートして、
その想いに答えた人間が必死こいて作ったのがこの本だった。
だから広告費なんてものも、
本当に笑っちゃうぐらいしかない。
(これはマジで笑っちゃうほどだった。
あまりに少なかったので
私がお小遣いから自前で出してやろうかと思ったほど…)
しかもこの本は自分の大好きなPalmについて書かれた本だ。
だから私は、この本のために出来るかぎりのことを
してあげようと思った。
ぶっちゃけたことを言えば、
こうしてこの本が今の調子で多少売れ続けたとしても、
私の収入はこの本が一冊も売れない場合と
ほとんどどころかまったく変わらないはずだ。
それでも私はこの本を一生懸命作った時と同じように、
一所懸命この本を宣伝する。面白い本だと思うから。
でも、とってもマニアックなテーマで、
とっても逆風状態にあるこの本を売るのは
そんなに簡単なことじゃない。
 もともと情熱に燃える編集者のためにも
せめて赤字を出したくないという気持ちもあるのだが、
それ以上に私が燃えているのは、
以下のような声を聞きたかったからだと思う。

29日の
パルマガBBSAttunさんによるこんな書き込みがあった。
 

「改めて、パームというブランドと
機長さんの力を感じています・・・」


「機長さんの力」なんてものはどっちでもいい。
問題はその前半だ。
「改めて、パームというブランド(中略)の力を感じています」
という言葉だ。
昨日のささやかなクーデター(もしくは花火)に、
世間のどれほどの人間が気づいたかは不明だが、
その気づいてくれた人間の何分の一の人間でもいい。
「パームというブランド」のパワーに注目してくれたら
モッケモノだと思う。
「意外と元気らしいぞ」とかそう思ってくれたら、
それで十分だ。
 
 それに何より、パームに関する景気のいい話なら、
私は何度でも聞きたい思う!
 最後に、昨日のささやかなクーデター(もしくは花火)に
参加してくれた皆さんへ!
本当にありがとう!たまたま昨日あの店で
買っちゃったという人もいるだろう。
と同時に、上記のような機長の想いに答えてくれた人も
いたものと思う。
そんな皆さんに改めて感謝の言葉を!


■読者からの声

増田新から昨日のパルマガにおける
Amazon.co.jp騒動についてのご意見を貰った。

「最近の『シンプリーパーム』についての
機長さんの盛り上がりには
疑問を持たずにはいられません。
一体どこで何位になったとかいう情報や
どれだけ売れたという情報を誰が欲しているのか疑問です。」


(パルマガBBS「シンプリーパームについての
最近の盛り上がりについて」
より)

お気持ちはわかる。
私が「シンプリー・パーム」の順位について
賑やかに書いている理由は以上の通りだ。

(ここで「以上の通り」と書いているのは直上のコラム
「偶然が生んだささやかなクーデター、あるいは花火」のこと)

実際、私は自分の本でなく他人の本でも
Palm関連の本が売れているという情報は大好きで、
少なくとも今よりは時間的余裕のあった
パーム航空時代やiPAL-NEXT時代には、
自分の本ほどしつこくはなかったけれど、
書籍のランキング情報なども嬉しげに紹介してきたつもりだ。
ただ、時代も変わり、
こうした種類の情報になじまない読者の方も
いらっしゃることは理解できる。
でも、そういう方はご面倒だが読み飛ばして
読んでいただくしかない。
なぜなら、これが私のポリシーであり、
それがパルマガだから。ただし、
大勢の意見とは違う別の意見を勇気を出して
主張してくれた増田さんについて、
今後彼を誹謗したり、
挑みかかるような議論はこれを固く禁ずる。
感性の違いで議論をしてもそこに解答などないからだ。
今後、この種の問題に関する意見はBBSにではなく、
機長個人宛にメールを貰いたい。
出来るかぎりの対応はさせてもらうつもりだ。


■Amazon.co.jpランキングの混乱について

パルマガライターの皆さんの中にも混乱があったようだが、
Amazon.co.jpの書籍ランキングで、
「シンプリー・パーム」が注目されているランキングは
実は二つある。
洋書も含めた「全書籍を対象にしたもの」と、
いわゆる国産書籍を対象にした「和書もの」の二つだ。

そして、「シンプリー・パーム」の購入ページの
中ほどにあるものは前者の「全書籍を対象にしたもの」で、
後者の場合は必ずどこかに「和書」という表記がある。
トップページの「HOT 100 和書」から辿れるものは
もちろん後者であり、
前者には洋書が含まれているため、
一般的に前者よりも後者の方が順位が高いものと思われる。
機長も最近知ったばかりの世界であるため、
間違い等があったら教えてね。








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