この本について



さて、私はこの本をまず、
私と同じくパームという電子機器に心奪われた人たちに
読んでもらいと思っている。

そして、パームというものの背後にある
感動的な人間ドラマやその哲学について知ってもらいたいと思う。

だが、それとは別に、パームにはまったく興味のない人たちにも
是非とも読んでもらいたいと思っている。

たとえば、ビジネスの世界で成功したいと考えている人、
自らの手でこれから会社を作ろうとしている人、
呪いたくなるような最悪の状態から成功を掴みたい人、
世間の常識を超えた何かを実現したい人、
とんでもなく巨大な敵との戦いに勝利したい人、
挫折を体験してもはや若さや勢いだけでは
うまくいかなくなってしまった人、
そして何よりも、
自分なりの夢を自分自身の手のひらで掴みたいと思っている人
……そうしたすべての人たちに
読んでもらいたいと思っている。

この本はきっと何かを語ってくれるはずだ。

(「監修者あとがき」より抜粋)







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